22日(月)に開かれた「区民福祉委員会」では、初めて条例案が示された『民泊』が議論の中心に。区内宿泊事業者団体からの陳情が2件提出される等、多くの意見が飛び交いました。
この民泊問題に対し、私ども会派としては、
「画一的な規制はむしろ優良事業者を締め出し、違法民泊を助長するといった懸念を強く抱いている。区がめざすべきは、画一的な規制による排除ではなく、事業者団体等との連携による監視・品質担保の仕組みを強化し、違法民泊を的確に取り締まること」
との基本姿勢で委員会に臨みました。
以下、私からの主な質疑内容です。
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《趣旨》23区で上乗せ条例が制定されていないのは本区含めて5区。言い換えれば他区の先行事例は数多くあるので、ぜひ参考に。
《趣旨》求人サイトで「誰でも出来る簡単な仕事」として掲載されている。旅館業法・住宅宿泊事業法に精通している従事者であるという担保を取るべきでは。
《趣旨》定期報告を行わない悪質な営業体制の事業者に対し、公表等のペナルティを課すことは検討しないのか。
《趣旨》新たに配置された民泊監視指導員がどの程度の成果を挙げているのか、報告を求める。庁内他部署との連携も。
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地域住民の皆様をはじめ、多くの方々からのご意見を募るパブリックコメントが昨日から開始されました
●墨田区公式HP
●ロゴフォームによる電子回答
私ども会派からの提案により、パブコメ募集と並行して、区内宿泊事業者団体等との意見交換の場を設けることが決定しました。「等」との言葉通り、事業者のみならず、地域住民や教育関係者等、多くの方のご意見を伺いたいとの思いで調整を進めております。頂戴したご意見を踏まえ、11月議会に条例案が再度示されます。
